小川 洋平 さん
Q. あなたについて教えてください。
志門塾という塾で塾講師をしています。出身は岐阜県の北方町という小さな町で、高山には2011年の7月に校舎が開校するのと同時に移住しました。得意教科は英語なので、高校英語を中心に指導をしています。
Q. あなたの高校時代の思い出を教えてください。
高校時代の最大の思い出は、高校2年生のときの修学旅行ですね。行先は韓国で、人生初の海外旅行ということもあり、非常にワクワクしたことを覚えています。そのとき一緒に行動していた友人たちとは今でも年に2回ほどは会って、近況を報告し合っていますし、10代の多感な時期を共に過ごしたからこその特別な関係を築けています。学生時代は正直、勉強には、あまり打ち込むことができなかったですね。そんな私が、現在塾講師として働いているのも非常に不思議なのですが。
Q. あなたにとって「飛騨」とは?
10年前に移住してきて、まず感じたことは「人が温かい」場所だということです。私は単身、高山に転勤して来ましたので、当時は高山に、一人も知り合いはいませんでした。お酒を飲むのが好きなので、よく一人で飲みには出かけていたのですが、カウンターで飲んでいると、どのお店でも必ず隣に座ったお客さんが話しかけてくれ、いつのまにか自分も高山の人たちの仲間の輪に入れてもらうことができました。今では、「第二の故郷」と言えるほど高山が大好きになっています。
Q. 今後の目標、夢はありますか?
お世話になった高山の人たちに恩返しをする意味でも、少しずつですが、地域に貢献できることをしていきたいです。私は教育に携わる仕事をしているので、高山の子どもたちに関わることで、子どもたちの夢を叶える手伝いをしていけたらいいなあと思っています。さらに夢を語るとすれば、高山から外に出て行った若者たちが、高山に戻ってきたときに活躍できるような場所を作りたいとも思っています。まだまだ具体的なアイデアはないですけど、形にしていきたいですね。
Q. 飛騨の学生に一言!
社会に出ると、自分の個性をつぶされそうになる環境に出会うことになるかもしれませんが、そんなときこそ、自分らしさを大切にしてください。少し生意気なくらいでちょうどいいと思います。もちろん、やるべき事はやっているという前提のもとですけどね。皆さんの活躍を期待しています。