石腰 直貴 さん
Q.あなたについて教えてください。(今、どこで何してる?)
高校卒業後、都内の大学に進学しました。現在4年生で、数学(特に数理論理学と呼ばれる分野)を専攻しています。また、中学・高校教員になるための勉強も並行しています。
Q.あなたの高校時代の思い出を教えてください。
文化祭・体育祭・部活動など思い出は様々ですが、何気なく友人と過ごした時間が強く心に残っています。部活が終わった後に一緒に遊んでいたことや放課後に試験・入試対策のために議論しあいながら勉強したこと、気の置けない友人との他愛ない会話などなど。当時の自分にとってはどれも些細な日常の1ページでしたが、思い返してみるとそのどれもが私の高校生活を彩ってくれていたのだとしみじみ感じています。
Q.あなたにとって“飛騨”とは。
かけがえのない故郷です。上京するまではへんぴな田舎町の一つと感じることもありましたが、その考えは最近では大きく変わりました。数多くの観光資源とそこで流れる緩やかな時間、心地よく残る自然とそこで育まれるおいしい食べ物など、誇れる部分を挙げるときりがありません。生まれ育った街だという色眼鏡があるにせよ、私の見てきた中では一・二を争うほど魅力あふれる暮らしやすい街だと思います。
Q.今後の目標、夢はありますか?
飛騨に戻り、教育者として数学や学問の面白さを伝えられる人になりたいです。上京後に強く感じたことは、地方と都市の教育の格差です。大まかにいうと、都会では学習したい人への支援が手厚く、加えて学習したくなるきっかけが多いと感じました。情報社会の現在、YouTube等で誰もが情報を発信・受信することができるようになったことでその差は縮まってはいますが、まだ差は依然大きいと感じます。私はその差を少しでも縮めたいです。
Q.飛騨の学生に一言!
些細な日常が人生における宝物となります。毎日を一所懸命に楽しんでください。また、興味をもったものに対してはどんどん挑戦していってください。何事も早すぎる・遅すぎることはありません。